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【入門】はじめての消防用設備点検(1)-消防用設備ってなに?

2021年2月16日

本記事はこんな方におすすめです

  • 管理会社、消防設備会社で働くことになり資格試験合格を厳命された
  • 会社の異動で建物管理業務を担当することになった
  • 不動産を購入して念願のビルオーナーになった
  • マンション管理組合の理事になったけど理事会の話がさっぱり理解できません
  • 消防用設備点検ってなんですか?

本記事をご覧になられている方の中には、こんなお悩みを抱えて本記事にたどり着いた方もいらっしゃるのではないでしょうか?

消防用設備点検と一口に言っても、対象となる建物や設備は法律で細かく決まっていて理解しなければならないことは非常にたくさんあります。

「消防用設備点検」で検索してWebページをいくつか読んでみたものの、「いまいちよくわからない」「余計に混乱した」「どこのWebページも字が多すぎて急激な眠気に襲われた」、そんなお悩みを抱えている皆さんに、消防用設備点検をしっかりと理解するうえで押さえておきたいポイントを数回にわたってしっかりと解説していきます。

消防用設備点検をしっかりと理解したい皆さん、検索してあちこちのWebページをつまみ読みしても時間の無駄ですよ。新和防災のコラムで「消防用設備点検はバッチリ!」を目指しましょう。

ということで、第1回目は消防用設備点検を理解するうえで絶対に押さえておきたい「消防用設備の種類」です。

消防法とは?

消防法で定められた消防用設備を確認する前に、まずは基本となる消防法について確認します。

消防法第1条

この法律は、火災を予防し、警戒し及び鎮圧し、国民の生命、身体及び財産を火災から保護するとともに、火災又は地震等の災害による被害を軽減するほか、災害等による傷病者の搬送を適切に行い、もつて安寧秩序を保持し、社会公共の福祉の増進に資することを目的とする。

早速、漢字多めですね。
消防用設備点検を理解しようと意気込んでいる皆さんが最初にぶつかる大量の漢字、漢字、漢字。急激な眠気が襲ってくる一番の原因はもうこれに尽きます。

さて、めげず消防法第1条を頑張って読んでみると、「火災の予防、警戒」「火災発生時の国民の命、財産の保護」「けが人が出た場合の適切搬送」「社会秩序の維持、公共福祉の増進」が目的と書いてあります。

つまり、消防法は「人の命や財産を火災から守り、万が一の際の被害を最小限に抑える」ことを目的とした法律ということです。消防用設備点検を理解するうえで、まずはこのことを覚えておきましょう。

消防用設備の定義

消防用設備と聞いて皆さんはどんなものをイメージしますか?

恐らく、消火器とか火災報知機とかスプリンクラーあたりかではないでしょうか?消防用設備と聞いてなんとなくイメージできると思いますが、消防法第17条第1項で「消防用設備」がきちんと定義されているので、こちらは必ず押さえておきましょう。

消防法第17条 第1項

消防法第17 条第1 項の政令で定める消防の用に供する設備は、消火設備、警報設備及び避難設備とする。

2行でさらっと書いてありますが、要するに消防用設備は「消火設備」「警報設備」「避難設備」の3つなのでこちらもしっかりと覚えておきましょう。

消防用設備の種類

さて、ここまでが準備運動で、ここからが本コラムの本題です。早速、「消火設備」「警報設備」「避難設備」についてそれぞれどのような設備があるのかを確認していきたいと思います。

消火設備

消火設備は、文字通り火を消す機器類です。消火器やスプリンクラー、不活性ガスや泡等で消火する設備のほか、消火活動に必要な消火栓や動力ポンプなどがあります。

消火設備
消火器/屋内消火栓/屋外消火栓/スプリンクラー/各種消火設備(不活性ガス・泡・ハロゲン化物・粉末)/動力消防ポンプなど

警報設備

警報設備は、建物内にいる人や消防機関に火災発生を通知します。自動火災報知機や非常ベル、ガス漏れ・漏電警報器などがあります。

警報設備
自動火災報知設備/消防機関へ通報する火災報知設備/ガス漏れ火災警報設備/漏電火災警報設備/非常ベルなど

避難設備

避難設備は、火災などの災害が発生した際、非常階段などから避難することが難しい場合に使用する器具のほか安全に避難するための誘導灯、標識などがあります。

避難設備
避難はしご/救助袋/誘導灯/誘導標識など

まとめ

いかがでしたか?
今回のコラムでは消防法の目的、消防用設備点検を理解するうえでの基礎知識として「消防用設備の種類」を確認しました。

次回のコラムでは、消防用設備点検の基本事項を確認していきたいと思います。

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