幹部スタッフ座談会
Discussion「業界のこと」 「仕事のこと」
「会社のこと」 「こんな人に来てほしい」
新和防災の幹部スタッフが本音で語る座談会です。
是非ご覧ください。
Vol.2新和防災のこと

クライアント・案件
確実に会社のステージが一つ上がった感じがする
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児玉 - 業界の流れや今後の話があったけど、次はうちのクライアントの業種だったり案件規模について話しましょうか。
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笛田 - うちのお客さんは、官公庁、メーカー、管理会社から個人オーナーまでかなり幅広いよね。案件規模で言えば、物流センター、事務所ビル、ショッピングセンターなんかが大規模だし、案件数は自社対応案件だけでいまどれくらいだろ?年間1,400~1,500件くらい?
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木屋 - そうだね。自社対応案件だけならそれぐらいだけど、協力会社さんに依頼している案件含めたら6,000~7,000件くらいあるでしょ。面積も規模も用途もかなり多岐に渡っていて文字通りあらゆる建物をやってると思う。
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鈴木 - 社長のつながりというかTOP営業でビル管、特に大手のビル管理会社さん案件がここ数年で急激に増えたでしょ。その分、総案件数もかなり増えたもん。
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町田 - そうそう。いわゆる管理会社さんからダイレクトで依頼される案件ね。
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児玉 - 前は会社規模もいまほど大きくなかったし専門的なことしかできなかったのが、会社規模も拡大して色々な案件ができるようになって、確実に会社のステージが一つ上がった感じがする。

スタッフ
共通の趣味で社外でも楽しんでいるみたい
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笛田 - 案件数に比例してここ10年くらいでスタッフの数もかなり増えたでしょ。いまの社内の雰囲気だったり空気感、スタッフ同士のコミュニケーションはどんな感じ?
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木屋 - 和気藹々とやれているのかなと個人的には思ってるよ。もちろん、それなりに色々とあるとは思うけど雰囲気は良いんじゃないかな。実際に話してみても、なかなか面白いメンバーが揃っているしね。メンテナンス部はスタッフの数が一番多い部署だけど、町田さんから見てどう?
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町田 - スタッフ同士の年齢が近いからか、お互いに話しやすいのが良いのだと思う。いわゆる重鎮?長老?がいないから、みんなで相談、調べながら仕事を進めてることも多い。仕事以外の面でも、共通の趣味で社外でも楽しんだり、というのもあるみたいだよ。
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鈴木 - スタッフ同士の年齢が近いっていうことだけど、メンテナンス部のメンバーはだいたい何歳ぐらい?
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町田 - いま20代は少なくて平均は30歳半ばくらいかな。生活リズムだったり趣味や嗜好が似ていて話しやすいのが良いのかもしれないね。
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児玉 - 工事部はスタッフ少ないけど年齢は結構ばらけてるかな。ちょうど良くというか、バラバラというか(笑)
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鈴木 - 工事部のほうからよく聞こえてくるよ、楽しそうな笑い声が(笑)

座席・レイアウト
フリーアドレスはプラスに働いている
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鈴木 - スタッフの数はこれからも増えていくと思うけど、それに備えてもう少しこうしたほうががいいんじゃないかとか、自分の部署をこういう風にしていきたいとかの改善点や考えていることはある?
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児玉 - この前のオフィスのレイアウト変更で、工事部だけがなんか孤立してるんだよね(笑)
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笛田 - それはうちの部署もそう。キャビネットで隔離されてる感じがしてる(笑)
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児玉 - レイアウトの物理的な距離はおいといて、なるべく他部署のスタッフと話そうと思うのだけど、メンテナンス部は昼間は現場出ちゃってるからなぁ。帰ってきたら帰ってきたでみんな報告書とかの事務作業があるだろうから話しかけにくいというのはある。できるだけ他部署とコミュニケーションを取りたいと思いつつもなかなかね。
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町田 - いまは3階だけフリーアドレスだけど、例えば2階も3階も全席フリーアドレスにします!部署は一切関係ありません!とかにしたらもう少しスタッフ同士の交流が増えたりするのかな?
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木屋 - 3階のフリーアドレスはプラスに働いているような気がするよ。みんな上手くバランス取ってやってるんじゃないかな。

コミュニケーション
在宅勤務制度もあるけど物理的に会う機会も大事
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笛田 - 役職者とスタッフの間でコミュニケーションは取れてる?我々は会社に居ないことも多いから、みんなと関わる機会を意識的に増やす努力が必要なのかなとも思ったりするのだけど、案外「スタッフ同士は身近なところでコミュニケーション取れてるから大丈夫です」って感じかもしれないし。
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鈴木 - 今後、スタッフの数が増えていったらコミュニケーションを取る機会もさらに減っていく一方なんだろうね。業務連絡もチャットがメインになっていったりして。
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町田 - いまは在宅勤務制度があるし、社内イベントも減る方向だし、ということを考えると、いまここで答えが出ないにしても、我々のほうでもコミュニケーション機会をつくる努力をしていく必要があるよね。
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児玉 - やっぱり、物理的に会う機会を作っていかないとだめなんじゃない?例えば、会社がいまよりも更に大きくなってもう一つ社屋を建てたり、一部の部署だけ別のオフィスに移ったりしたら、会う機会がほとんどなくなるということも起きてくるでしょ。物理的に会う機会、すれ違う機会を作らないとコミュニケーションロスがどんどん広がっていっちゃうような気がする。
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鈴木 - まぁ正直言うとさ、会わなくても仕事ができる環境になってるんだよね。
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児玉 - 在宅勤務だとコミュニケーションが不足するからといって、結局、在宅勤務制度をやめた会社も出てきたじゃない?やっぱり、人と人が会うのは必要なんだなって思うけどな。
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木屋 - コロナのこともあって集団感染防止とか、便利だからとか、オフィススペースが半分で済むからとか、いろいろな理由で在宅勤務制度を導入してみたものの、デメリットも出てきてやっぱり前のほうが良いね、っていう考えもそりゃあるよね。
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鈴木 - そうだよね。あとは仕事内容と部署かな。実際、出社しなくても仕事にあまり支障がない部署もあるし。結局、いいとこどりするしかないんじゃないかな。社内イベントだって、人によっては参加したくないっていう人もいるだろうし。
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木屋 - どういうやり方が良いのかわからないけど、我々のほうからもっと歩み寄ることもやっぱり必要なのかもね。毎日一緒にいれば話す機会もたくさんあるだろうけど、なかなかそういうわけにもいかないもんね。

これからの働き方
多様な働き方や環境を提供したい
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町田 - さっき鈴木さんも言っていたけど、仕事をきっちりするというのは大前提として、そのうえで、これから益々スタッフが増えていった時に、みんなの満足度を上げようとするなら選択肢を増やすしかないと思うんだよね。こちらが良かれと思って提示した働き方に選択肢がなかったら、その働き方に合わない人は辞めていっちゃう。そこで複数の選択肢を提示することができれば、みんなの満足度が上がるんじゃないかなと思うのだけど。
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木屋 - 勤務形態含めて、スタッフの人たちが選べるのは良いよね。在宅勤務したい人はすればいいし、会って話したい人は出社して話せばいいし。
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笛田 - 例えば、お客さんへの対応の仕方も人によって違うからね。お客さんを訪問して面と向かって話したいっていう人もいれば、メールのほうが話が早いから、とメールで済ませる人もいるし。まあ、お客さんによってやり方を変える必要はあるだろうけど。
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児玉 - メンテナンス部は若いスタッフが特に多いから、それこそ色々な意見や考え方がありそう。町田さんのほうに、そういう声が上がってきたりする?
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町田 - いまのところ、あまりそういう意見は上がってきてないけど、例えば、数人で一緒に事務作業をする人もいれば、それこそ一人で黙々とやるほうが好きっていう人もいるからね。仕事の進め方も人それぞれだから、そういうやり方もちゃんと考えてあげなきゃいけないなっていうのは思うよね。
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鈴木 - 何が正解かもわからないし、選択肢を増やすといってもなかなか難しい。ただ一つ言えることは、会社としてはしっかり売り上げを立てて、みんなの生活を守るのが使命であって、そのゴールに向かうための選択肢だと思うんだよね。黙々と集中して仕事したいという人もいるし、和気藹々とやったほうが仕事がはかどるという人もいるわけだから、例えばフリースペースのほかにブーススペースも設けてみるっていうのも選択肢の一つだし。結局のところ、何かを強制するのではなく、それぞれの意見や考え方を尊重する、に尽きるということかな。
