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幹部スタッフ座談会

Discussion

「業界のこと」 「仕事のこと」
「会社のこと」 「こんな人に来てほしい」
新和防災の幹部スタッフが本音で語る座談会です。
是非ご覧ください。

Vol.1消防用設備点検業界のこと

消防用設備点検業界のこと

業界の特徴や歴史

リアカー引っ張って消火器入れ替えたり薬剤詰め替えたりしてた

鈴木さん
鈴木
消防設備点検ってそもそも昭和49年に法律が初めてできたのかな、確か。
木屋さん
木屋
そうそう。それまでは自主的に消火器点検してたけど、法律的に決まったのが確か昭和49年。
児玉さん
児玉
法律ができて消火器が始まって火災報知器なんかも始まって。この業界、うちみたいないわゆる防災屋さんはだいたい最初は消火器から始めてるよね。消火器販売とか消火器の薬剤詰め替えとか。
町田さん
町田
リアカー引っ張って消火器入れ替えたり、薬剤を詰め替えたりみたいな(笑)
笛田さん
笛田
消防法で基準が決まったから、それをやってくれる人(会社)が街中に増えて各社の拠点が増えて、結果どんどん拡大していったというところなのかな。
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業界(特に東京周辺)の会社規模

規模を拡大する会社がここ10年ですごく増えてきた

笛田さん
笛田
まずメーカーさんでしょ。メーカーさん以外だと点検か工事をメインにしてる会社がほとんどだけど、3人、5人、10人といった規模の会社が本当に多いよね。
児玉さん
児玉
自分が入社した頃は設備ごとに担当する会社が決まってたよ。この会社は消火器、この会社は火災報知器みたいな感じだから規模を必要としていなかったっていうのもあるのかも。でも最近は、設備ごとの各社分業という話はほとんど聞かなくなった。
鈴木さん
鈴木
昔は、大きい案件はメーカーさんとか協会、組合みたいなところが一次請けして、そこから各社に発注するみたいな流れがあったからね。某社なんかは火報班とか消火班があってどちらもやっていたけれど、うちはどちらかと言えば消火班が多かった。
町田さん
町田
もともと専門的にやっていた会社がすごく多かった、というのもあるんじゃないかな。メーカーさんや協会は一社にお願いできれば手間もなくて良かったはずなんだけど、トータルで請け負える会社が今ほど多くなかったから分離発注にせざるをえなかった、というのが実際のところでしょ。
木屋さん
木屋
そうそう。当時は設備ごとの分離発注が当たり前だったけれど、いまはトータルで請負う会社さんがほとんど。まぁ、請け負う側のコスト面なんかも大きく関係しているとは思うけど。
笛田さん
笛田
それで言うと、ここ10年、20年くらいで規模拡大した会社がだいぶ増えてきた気がしない?従業員数も30人、50人、70人規模になって、あれもできます、これもできます、という会社が増えてきたことで一括発注が当たり前になってきた。
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業界の現状

業界の大きな流れはトータルで請け負える会社への一括発注

鈴木さん
鈴木
昔に比べてビルや建物が格段に増えたから、管理会社さんもかなり増えてるよね。オーナーさんからすると、分離発注は設備ごとに各社と契約しないといけないからものすごく手間がかかる。だったら管理会社さんに一括でお願いしたほうが手間もかからないし料金交渉もできるわけだからメリットしかないでしょ。
笛田さん
笛田
確かに、いまは管理会社さんから依頼される案件が本当に多くなった。
その時に、うちは消防点検しかできません、消防設備工事しかできません、だと管理会社さんとしても分離発注しないといけない。消防点検できます、防火対象物点検もできます、建築検査もできます、という会社に依頼がいくのは当たり前だよね。
木屋さん
木屋
消防だけで言えば、点検と改修工事ができるというだけでも十分に強みではあるんだけれど、プラスアルファで建築12条(※建築基準法12条に基づく定期点検)も対応できますよ、となるとお客様としてもより頼みやすいというのがあるんじゃないかな。
町田さん
町田
消防設備点検、消防設備工事、それに付随して派生する業務含めて、トータルでできた方が良いよね、という前提が業界の大きい流れとしてあるのは間違いないよね。
児玉さん
児玉
結論としては、これからは点検も工事も検査も関連業務も含めて全てできますよ、という会社じゃないと生き残っていくのは相当厳しいということだね。
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業界の今後の展望、必要とされる資格

淘汰されないために個人も会社も付加価値を上げていく

笛田さん
笛田
個人で言うと、消防設備士の資格は当然としてプラスアルファで工事ができる電気工事士とか持ってると強いよね。あとは資格じゃないけど技能講習や特別講習を受けるとか、メーカーさん主催の研修とかも有益だと思う。法改正もあるから常に勉強していかないといけないし、結局は自分の付加価値を高めていく努力を継続していける人が求められるのはどの業界でも同じでしょ。
鈴木さん
鈴木
個人として資格を持っているに越したことはないのは間違いないし、会社としてはそういう有益な人材が多数自社に在籍しているということが重要だよね。うちくらいの規模の会社になってくると、やっぱりトータルで請け負うことをお客様も期待しているわけだしさ。
町田さん
町田
そうそう。
昔ながらのやり方でやってる10人未満くらいの規模の会社がまだまだ多いのも現実だし、業界全体で見れば案件の数はどんどん増えてきているけど、それでも廃業する会社も中にはあるしね。
最近の傾向として、管理会社さんの一部門として消防設備点検や改修工事を請け負うというパターンとか、管理会社さんが消防設備点検の会社を買収するというケースも増えてきたでしょ?
木屋さん
木屋
管理会社さんや警備会社さんとかね。例外だけど、電力会社さんも消防設備点検やっていたりする。
児玉さん
児玉
買収だったり廃業だったりで会社が淘汰されていく流れはどの業界でもあることで、この流れはこれからも変わらない、むしろ加速していくのかもね。
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